青森県黒石市にある住宅型有料老人ホーム《　和が家　》です。

　回想法とは、認知症のリハビリテーションに用いられる手法の一つです。

会話しながらその方の人生を振り返ったり、写真や映像を見て過去を思い起こす事で、気持の安定やコミュニケーションの活性化に繋がります。

　利用者様が認知症により、いま置かれている状況がわからなくなり、周囲の方々と自分との関係、時には家族でさえも見失ってしまう。それはとても不安で苦しいことです。

　認知症の方には認知症の自覚がないというのは、誤解であって自分だけでできることが少なくなったり、様々な失敗を引き起こしてしまったりと、自分に対する情けなさや失望を感じ、何かがおかしい、自分はどうなっていくのだろうという不安や苦しみを抱えておられる方がほとんどです。

　回想法を行う事で、様々なことを成し遂げてきた自分の歴史と生き生きとした思い出を振り返り、自分への自信と誇りを取り戻し、不安を和らげ、明日への力を生み出す。

　和が家では、回想法を取り入れたレクリエーション活動を通して、希望と自信による活力をもたらすことができます。